最上3番千手堂(2002/11/30)
<写真>
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<レポート>
久々の最上霊場納経です。新しい車になってからは初めての納経です。
千手堂は田園地帯の村落の端にあります。”国宝千手観音”と赤いノボリが立っていますが、”最上札所”と記載された標識がみあたらず少し不安でした。
本堂内に靴を脱いで参拝することができました。本堂内には古い大きな絵馬がたくさんあるのが目を引きます。般若絵心経なる絵文字風の面白い般若心経のプレートが掲げらてれいます。
最上霊場には納札箱がないようです。納札の板のようなものがあり皆さん札を糊か何かで貼っていかれるようです(写真:千手堂納札板)。最上巡礼には糊?がいるのかもしれません。私はとりあえず板の柱の針金の隙間に納札を挟んできました。
ご朱印所と本堂正面左側に書かれておりますが、人影がみあたりません。やむを得ないので、ガイドブック記載の寺院の電話番号に電話させていただきました。ご婦人が出られ、間もなく近くの家から赤い長靴を履いてやってこられました。お話では、巡礼の方が訪れるのは10月いっぱいくらいまでで、雪の足音が聞こえるとオフシーズンのようです。シーズン中は本堂右手の新しい建物の方におられることもあるようです。
巡礼の会ガイドブックに出ていた最上義光の御詠歌額の事(※)をお尋ねしましたがご存知ない様子でした。
もしかすると、本堂内にあり見落としたのかもしれませんがいづれにせよ分かりませんでした。
関連情報として千手堂では子年に本尊開帳が行われるので、国宝に類するものはそのとき同時に開帳されるとのことです。
同敷地内には、山形108地蔵のお堂もありました。
※最上義光(もがみよしあき)は戦国時代に山形県一帯を統一し平定したとされています。山形城主。巡礼の会のガイドブックでは、ここに最上一番札所(現在は三番札所)として詠まれた義光公の御詠歌額があるとのこと。
(2002/11/30)
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きたはち