最上21番札所五十沢観音(2003/04/12)
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<レポート>
冬場に豪雪地帯となる、17番長登観音(西川町)、18番岩木観音、20番小松沢観音、21番五十沢観音(村山市)、以降大石田町、尾花沢市、最上郡の札所は4月下旬以降の雪解けを待ってからの方がいいでしょう。また豪雪の年は5月以降の方が無難です。この季節21番五十沢観音は未だ雪が残っております。
村山駅からR13を北上し約14Km、途中R13は4車線(片側2車線)ですが、五十沢地区へ行くには左車線から左折し立体交差でR13の下を右折して沢沿いを走ります。のどかな田園風景です。五十沢の村落に入ると道は狭くなります。まもなく左手に納経所の看板のある喜覚寺の前につきます。上記写真DSCN0442参照。喜覚寺は沢の西側斜面に位置し立派な山門が見えます。入り口の看板は小さくて少し見えずらいのですが、右手前方に高い火の見やぐらと、バス停「下五十沢」が見えますので目印になるでしょう。
観音堂は更に沢を上ります。狭いカーブで村落を抜け間もなくのところに左手沢の西側斜面に鳥居が見え、それが五十沢観音の参道入り口です。車で2〜3分でしょうか。上記写真DSCN0444参照。周りは田畑で駐車場がありません、積雪があるときは道も狭いので要注意でしょう。
五十沢観音の階段はなかなか趣きがあります。結構長いのですが段差が小さいので思ったほど疲れません。
階段を登りきると山の中腹に観音堂があります。静寂な空間に鳥のさえずりがこだましています。周りの杉木立に雪どけの霧が深く立ちこめ何とも幽玄な雰囲気です。観音堂の中には入れませんが、前で読経させていただきます。
今回は立ち寄りませんでしたが、五十沢は「茅葺の里(かやぶきのさと)」とも呼ばれています。五十沢観音より更に先に進むと茅葺屋根の並ぶ昔なつかしい村落があるようです。村山市の観光スポットにもなっています。
【GPS情報】
■AU EZナビウオーク用
五十沢観音 観音堂の位置(2005/4/12 計測)
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=1&lat=+38.56175&lon=+140.42299&fm=0
位置情報(GWS84系)
N:38.33.42.33
W:140.25.22.71
■国土地理院ウオッちず(試験公開)用パラメーター
五十沢観音 観音堂の位置(2005/5/14 作成)
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=383342.33&l=1402522.71
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平成最上巡礼記
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きたはち