最上18番札所岩木観音(2003/04/04)
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17番長登観音からは時間があれば、慈恩寺や紅花資料館などの旧跡をめぐってみるのもよいです。R112を少し戻り臥竜橋で寒河江川を渡 り、北西方向の葉山(はやま)山麓の山際を通っていく旧道沿いにあります。
慈恩寺の平安、鎌倉時代に作られた阿弥陀如来像や十二神将をはじめとする仏像群は、ほとんどが国重要文化財に指定されたおり、その規 模と歴史的価値は、平泉中尊寺に並ぶと言われています。知名度のあまりないレアなスポットです。
岩木観音や慈恩寺は、出羽三山とともにかつて興隆を極めた葉山修験とのかかわりが深いと思われますが、葉山修験の法統は明治以降の廃仏毀釈と、敗戦後の進駐軍の諸施策の影響により衰微の道を辿り詳細はよく分かっていません。
紅花資料館は、この地方の江戸時代の特産品「最上紅花」の豪商堀米四郎兵衛の屋敷跡で、屋敷には武器や生活用品および古文書など5,000点を保存しています。昭和57年にこれらの寄贈を受け「紅花資料館」として昭和59年5月に開館したものです。余談ながら、世界的に活躍するバイオリニスト、堀米ゆず子さんのご先祖の家だそうです。
最上霊場は最上川の東岸と西岸にまたがり点在していますが、これから巡るのは28番塩の沢観音を除きすべて最上川東岸になります。かつては出羽三山の一つであったといわれる修験の霊山「葉山(羽州葉山」の山麓に位置する岩木観音別当慈眼院は葉山大円院の住職も輩出した由緒ある寺院です。ここから東側に臨む県内有数の米どころ村山盆地を見るとあらためて農業とこの地の結びつきの強さを感じます。観音堂の正面左にある「アオソ権現」がローカル色があります。アオソは紅花とならんで江戸時代のこの地方の特産品です。
観音堂は未だ入り口を風雪よけの白いビニールシートに覆われた冬装束でしたが、中に入って参拝させていただくことができました。
駐車場は朱印所(慈眼院)に入る道の入り口付近が広くて良いでしょう。
【GPS情報】
■AU EZナビウオーク用
岩木観音 観音堂の位置(2005/8/1 計測)
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=1&lat=+38.45346&lon=+140.29827&fm=1
位置情報(WGS84系)
N:38.27.12.48
W:140.17.53.71
■国土地理院ウオッちず(試験公開)用パラメーター
岩木観音の位置(2005/8/1 作成)
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=382712.48&l=1401753.71
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きたはち