最上15番札所落裳観音(2003/04/03)

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落裳牛前の渡し解説

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牛前の渡しの最上川

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落裳観音地図

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落裳観音解説

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落裳観音修復

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落裳観音本堂

<レポート>

14番岡観音から15番落裳観音へ行くときは是非R458から平塩橋経由で行きたいものです。10t車以上は通れない狭い橋ですが、対岸には”牛前の渡し”跡があり、解説板がたっています。ここは橋ができる前は月山のよく見える渡船場であるところからこの名があるそうです。最上川に下っていく道をみると、つい最近まで渡船業があったかのように道が側まで続いています。かつてはのどかな田園地帯だったのですが、近年はここに山形自動車道の寒河江サービスエリアができたり、花博覧会が開かれて広大な公園ができたりで大きく変貌しています。

落裳観音は、表通りの落裳公民館が目印となります。公民館からの道は狭いです。私が訪れたときは堂の屋根の葺き替えが始まったときでした。
観音堂はこの葺き替え中の堂の西側でした。中に入ることはできませんでした。
納経所が分からず電話できくと庫裏の方になっているとのことでした。葺き替えをしている堂の東側の平屋根の建物です。
納経所の方は今日2件目の納経だとおっしゃられ、墨を磨りはじめました。表装する軸等は墨汁ではなく墨がいいのだそうです。
屋根の葺き替えの事を尋ねると以前は一部茅葺だったそうですが、銅葺きにされるとのことで、4月から着工したそうです。境内には工事の車と人があわただしく動いていました。

次に長岡観音に行くのであれば、山形道寒河江SA付近の最上川ふるさと総合公園を経由して行くのもいいかもしれません。2002年に花の博覧会が開かれ公園の整備が進んでいます。最上川に下りていけるところもあります。

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きたはち